【サウナ・スパ記録 No.6】オーパークおごせ(大浴場)〜子供達のすぐそばで整う〜

目次

1. はじめに

埼玉県越生町にあるリゾート施設「オーパーク越生(O Park OGOSE)」は、サウナ好きの間でも話題のスポットです。

今回は、2024年に水着風呂エリアがリニューアルされた際に新設された「キューゲルサウナ」を中心に、その魅力をたっぷりご紹介いたします。

※今回はサウナスイートキャビンの紹介ではありません!今度こそチャレンジしてきます。が、今回の共用エリアのサウナについても入るべき!と思いましたのでレビューしていきます!

2. キューゲルサウナとは?

「キューゲルサウナ」とは、アロマ水を凍らせた球状の氷“キューゲル”をサウナストーブの上に置き、じわじわと溶かして香りと蒸気を楽しむサウナ形式です。「キューゲル(Kugel)」はドイツ語で「球体」を意味します。

オーパーク越生では、地元越生町や隣接する毛呂山町の特産である「柚子」や「梅」を使用したオリジナルアロマ水を用いており、キューゲルが溶けるたびに爽やかな香りがサウナ室内に広がります。

なんとこれが自由に使えます。訪問した日は3名くらいのキューゲルサウナ利用者しかいなかったので、比較的自由に自分のタイミングで入れることができました。合わせて、セルフロウリュできる桶もあるので、湿度も自分好みに調節可能です。

私は、最初はキューゲルの香りを楽しみつつ、後半に温度が下がりすぎない程度に改めてロウリュさせていただくという、贅沢なルーティンを楽しませてもらいました!

3. サウナ室の様子とスペック

キューゲルサウナは、水着着用で利用できる男女混浴エリア「水着風呂」内にあります。

  • 室温:約70℃
  • 湿度:中程度(キューゲルによる穏やかなロウリュ)
  • 定員:1~5人程度
  • 段数:1段構成

ストーブの上にはキューゲル用のスペースがあり、利用者が自分で氷玉を置くセルフロウリュが可能です。アロマの種類は時期によって変わることもあり、訪れるたびに違った香りを楽しめます。

ストーブのメーカーはHarvia!いいですねー

Harvia CILINDRO6とは?

Harvia(ハルビア)のCILINDRO6は、フィンランドの老舗サウナブランド「Harvia」が手がけるタワー型電気サウナヒーターです。高い熱効率と美しいデザイン、操作性に優れており、日本国内でも商業施設や宿泊施設を中心に広く導入が進んでいます。

CILINDRO6のスペック

  • 型式:PC60E(シルバー)/PC60EB(ブラック)
  • 出力:5.5kW
  • 電源:単相200V(50/60Hz)
  • 対応サウナ室:約4〜8m³
  • サイズ:幅320mm × 奥行320mm × 高さ930mm
  • 重量:約10kg(+サウナストーン最大80kg)
  • コントローラー:CX45J外付け式、室温センサー付属

このヒーターはロウリュ(水蒸気)との相性が良く、サウナストーンをふんだんに使用する構造によって、やわらかく包み込むような熱を実現します。

導入事例(商業施設・宿泊施設)

1. ジェームス山天然温泉 月の湯舟(兵庫県)

ロウリュイベントを定期的に開催する大型温浴施設「月の湯舟」では、熱量と蓄熱性を重視してCILINDROシリーズを導入。大量のサウナストーンを活用したロウリュによって、蒸気が長く保たれ、常連客からも「体感温度が高く、満足度が高い」と好評です。

2. ホテルサン防府(山口県)

宿泊型サウナ施設「ホテルサン防府」では、CILINDRO6を大浴場に設置。セルフロウリュが可能なスタイルを採用し、宿泊客が自由にロウリュを楽しめるよう設計されています。桧材の内装とCILINDROのデザインが融合し、「上質なサウナ空間」として評価を集めています。

Harvia CILINDRO6の特徴と魅力

  • スタイリッシュなタワー型デザインで、サウナ室内の視覚的な美しさを損なわない
  • 80kgのサウナストーンによる高い蓄熱性と柔らかい熱質
  • コンパクトサイズながらも、商用利用にも対応可能なパワー設計
  • 外部コントローラーで操作性も抜群(タイマー・温度調節)

CILINDRO6は、設置スペースや電源容量に制約のある施設でも高性能を発揮できるモデルです。日本国内でも導入実績が増加しており、中小規模の温浴施設や宿泊施設にとって理想的な選択肢となっています。

4. セルフロウリュ体験

キューゲルは冷凍保管された状態でスタッフが補充しており、タイミングを見て自分でストーブに乗せることができます。一般的なひしゃくで水をかけるロウリュと違い、キューゲルはじわじわと蒸気を発生させるため、穏やかに室内の湿度と香りが増していきます。

「アロマが強すぎない」「焦げ臭くならない」といった利点があり、初めての方でも扱いやすいのが特徴です。

5. 外気浴スペース

水着風呂エリアには、サウナ後の休憩にぴったりな外気浴デッキが設けられています。

  • 北欧風リクライニングチェアが3脚
  • 木造デッキで自然との一体感あり
  • 中庭エリアにあるため、外からの視線や風の影響も少なめ

自然の中で深呼吸しながら、香りの余韻に包まれてととのうひとときは格別です。

 

6. 併設サウナの紹介

水着風呂エリアには、キューゲルサウナ以外にも2種類のサウナがあります。

ドライサウナ(ume)

  • 室温:約100℃
  • 構成:3段のベンチ、広めの室内
  • 内装:梅の木材を使用し、落ち着いた雰囲気

しっかり汗をかきたい人向けの、王道の高温サウナです。

しかし、普通。

良い香りのキューゲルサウナからこちらへ移動することはありませんでした。この時だけではあるかもしれませんが、若干生乾きの匂い、、

ハーバルスチームサウナ(herb)

  • 室温:約45℃
  • 湿度:約90%
  • 香り:埼玉県産のローズマリー、レモングラス、スペアミントなど

ハーブの蒸気に包まれながら、肌や喉に優しいサウナ体験ができます。香りは季節ごとに変わるため、定期的に訪れる楽しみもあります。

これは気に入りました!ストーブ近くはかなり香りも強く、気持ちいい空間でした。ただし、かなり長い時間入っていられるので、時間に余裕のある方向けかな、、

7. 水風呂

サウナ後に欠かせない水風呂も2種類用意されています。

  • 深水風呂:水温約16℃、深さ120cmでしっかり浸かれる
  • 浅水風呂:水温約16℃、深さ50cmで足元を冷やすのに最適

交互浴のバリエーションが広がるのは嬉しいポイントです。

ただ、深水風呂一択でした。バイブラはありませんが、足元に水流があるので循環している感はかなりあります。

8. まとめ

オーパーク越生のキューゲルサウナは、地域資源を活かした香りと、やさしい蒸気で包まれる癒しの空間です。セルフロウリュの楽しさもあり、初めての人でも体験しやすいのが魅力です。

また、水着風呂エリアはカップルや家族でも一緒に利用できるため、リゾート感を味わいながらととのいたい方には特におすすめです。今後のサ活先として、ぜひ候補に加えてみてはいかがでしょうか。

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