アプリ利用制限をスクリーンタイムから「one sec」併用型に

スマホに張り付いている時間、どうにか減らしたい――。そんな思いから、これまでiPhoneの「スクリーンタイム」機能を使って、YouTubeとInstagramにそれぞれ1日30分の制限をかけていました。
ですが最近、「one sec」というアプリに出会い、併用しています。

この記事では、スクリーンタイムとone secの違いを詳しく紹介します。

目次

1. スクリーンタイムでできること

1-1. アプリごとの時間制限

スクリーンタイムは、iPhone標準の機能で、特定のアプリに対して使用時間の上限を設定できます。
たとえば、YouTubeやInstagramに対して「1日30分」と設定すると、その時間を超えるとアラートが表示され、アプリが使用できなくなります。

1-2. 週間レポート機能

1週間ごとに、アプリ別の使用時間や、1日の平均利用時間がレポートされます。自分がどれだけスマホを触っているかを定期的に可視化できるので、習慣の見直しにも役立ちます。

2. スクリーンタイムの課題

2-1. 無効化できてしまう

スクリーンタイムの最大の問題点は、「制限を無視する」ボタンがすぐに表示されてしまうことです。
設定した30分を超えても、「1分だけ延長」「15分だけ延長」「今日一日無制限にする」という選択肢が出てきます。
意志が弱いと、あっさり解除してしまうのが現実でした。

また、根本的な解除(そもそも自分が設定したパスワードであればその設定すらも無くすことができる)というのも、厄介なポイントです。(One Secでも同じことが言えますが。。)

私は信頼できる人にスクリーンタイムのパスワードを任せることで、この課題に対処していました。

2-2. 使用の「習慣化」を防げない

スクリーンタイムは、あくまで時間をカウントして制限するだけのツールです。
アプリを開こうとする習慣そのものを抑制する仕組みにはなっていないため、根本的な行動改善にはつながりにくいと感じていました。

2-3. UIが味気ない

シンプルで機能的ではありますが、スクリーンタイムのインターフェースはやや無機質です。使っていてモチベーションが上がるものではありませんでした。

3. 出会った「one sec」

3-1. one secとは?

one secは、アプリを開く直前に「呼吸を整える」「数秒待つ」などのワンクッションを入れることで、衝動的なアプリ利用を防ぐアプリです。
Instagram、YouTube、X(旧Twitter)、TikTokなど、つい開きたくなるアプリに対応しています。

ブラウザの個別指定も可能です!(拡張機能を利用)

3-2. 特徴的な機能

  • アプリ起動時に深呼吸を促す
  • カウントダウンタイマーで衝動を抑える
  • アプリの利用頻度、利用理由を自己申告させる
  • 利用ログをグラフィカルに記録・分析
  • カスタマイズ可能なリマインダーとメッセージ

3-3. UIが圧倒的に美しい

one secは、洗練されたアニメーションと優しい色使いで、ユーザー体験を高めています。
アプリを開こうとした瞬間に、美しいグラフィックとともに呼吸を促されると、「本当に今これを開く必要があるのか」と自然に立ち止まれるのです。

4. スクリーンタイム vs one sec 比較

機能 スクリーンタイム one sec
利用制限 時間超過後にロック 起動時にワンクッションを置く
抑止方法 「無視する」で簡単に解除可能 深呼吸・タイマー・自己申告で衝動を抑制
習慣改善効果 低い 高い(利用動機を毎回問う)
UI/UX 無機質 非常に美しい、癒やされる
ログ分析 週レポート アプリごと・時間帯ごとの詳細データ

5. one secを使って感じた効果

5-1. 「無意識の起動」が激減

one secを導入してから、無意識にYouTubeやInstagramを開く回数が激減しました。
アプリを開こうとするたびに数秒の待機が必要なので、「本当に見たいのか?」と自然に自問する習慣がつきました。

5-2. スマホに触れる時間そのものが減った

結果的に、スクリーンタイム自体も大幅に減少しました。1日平均2時間以上スマホに費やしていたのが、今では1時間前後になっています。

5-3. 心理的満足感が高い

スクリーンタイムの「無理やり制限する」感じではなく、one secは「自分で選んで開かない」という感覚を育ててくれます。
そのため、ストレスが少なく、達成感を得やすいのです。

6. one secの注意点

6-1. 完全なブロックはできない

one secは「気づかせる」アプローチなので、強制ロックはできません。
本気で見たければ、結局アプリは開けてしまいます。ただ、それでも「意識の壁」ができるだけでも効果は絶大です。

6-2. 有料プランへの加入検討も

無料でも使えますが、複数アプリに適用するには有料プラン(月額数百円)への加入が必要です。
私はこれだけ効果を実感できたので、迷わずサブスクリプション契約しました。

7. まとめ:アプリ利用の「意識改革」にone secは最適

スクリーンタイムは、あくまで「時間を制限する」道具でしたが、one secは「行動そのものを変える」ためのアプリです。
特に私のように、YouTubeやInstagramなどの利用を減らしたいけれど、単なるロックでは効果がなかった人には、圧倒的におすすめできます。

スマホに振り回されるのではなく、自分がスマホをコントロールする感覚を取り戻すために。
あなたも一度、one secを試してみてはいかがでしょうか?


今後、one secを使った運用のコツや、さらに効果的なスマホ依存対策についても、追ってブログで発信していきます!

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